多国籍ブラック・デスメタルバンド、Jyotiṣavedāṅga のデビューアルバム「Thermogravimetry Warp Continuum」が発売されました。
Jyotiṣavedāṅga
2016年結成、ロシア出身のメンバーたちによる多国籍ブラック・デスメタルバンドです。2016年にデモ「Cannibal Coronal Mass Ejections」をリリース、当作品がデビューアルバムです。
彼方から届き、空間を揺るがすようなノイズまみれのサウンド。轟音の波と化したボーカル、ドゥーミーなリフを刻むデロデロのRAWギター。空間的なシンセ、ラジオボイスなどを織り交ぜ、独特の宇宙感を漂わせるブラック・デスメタルを演奏しています。
メンバーは3名で、”Sadist(Gt)”は Deathmoor、Alienation Cold、SS-18 などロシアの様々なブラックメタルバンドに在籍しているほか、ソロプロジェクト Misanthropic Art としても1999年から活動しており、現在までに10枚のアルバムと3枚のEPをリリースしてます。
また”AR(Vo)”がドラムプログラミングを行っており、どこかぎこちなさの残る独特のドラミングが、ノイズサウンドの奥で世界観を支えています。
アルバム「Thermogravimetry Warp Continuum」
全6トラック、収録時間28分。デモ音源から2年ぶりとなるデビューアルバムです。アメリカの Larval Productions からのリリース。
バンド名は天文学と占星術に関する、インドの初期文献「Vedāṅga Jyotiṣa」から付けられており、当作品もオカルト・宇宙がテーマとなっています。
デジタルアルバムのほか12インチLPレコードが発売されます。
▼LPレコード($15)
メンバーラインナップ
Sadist:ギター
H.:シンセ・ノイズ・エフェクト
AR:ボーカル
トラックリスト
6曲 28分
1.Distress Signal: Source Unknown
2.Quantum Integers Systematic Deduction
3.Bilateral Indexing Theory
4.Protocol Hyper Sterilization on Initialize
5.Vector Photon Gammaburst
6.Imploding Linear Fusion Propulsion System
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Larval Productions:Bandcamp
関連リンク
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