アメリカのテクニカル・デスメタルバンド、Revocation の新アルバム「The Outer Ones」が2018年9月に発売されます。
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Revocation
2006年結成、マサチューセッツ東部ボストンを拠点に活動しています。2008年にデビューアルバム「Empire of the Obscene」をリリース後コンスタントにアルバムを発表し、現在までにフルレンス6枚、EP2枚をリリースしています。
骨の太い肉厚なサウンドで繰り出されるテクニカルなリフ、哀愁を漂わせる美しいギターソロを織り交ぜた、暴虐と美的センスが融合した独特のデスメタルを演奏しています。
4人編成でオリジナルメンバーは David Davidson（Gt、Vo）ただ一人です。結成後しばらくは David Davidson、Anthony Buda（Ba、Vo）のツインボーカルでしたが、2010年に Dan Gargiulo（Gt、Vo）が加入したため、2011年の3rdアルバム「Chaos of Forms」では3名がボーカルを担当しています。
しかし2012年に Anthony Buda（Ba、Vo）が脱退したため、以降は David Davidson、Dan Gargiulo ２人のツインギター・ボーカル体制が続いています。
Dan Gargiulo は同郷のテクニカル・デスメタルバンド Artificial Brain のオリジナルメンバーでもあり、ギター・ボーカルを担っています。
アルバム「The Outer Ones」
全9トラック。前作から2年ぶりとなる7thアルバムで、アメリカの名門 Metal Blade Records から2018年9月28日にリリースされます。
作風は前作から変わらず、スラッシュメタルを彷彿とさせるスピード感のあるリフに、懐かしさをまとう美旋律がからむ、激しくも美しいテクニカル・デスメタルです。
David Davidson（Gt、Vo）は新アルバムについて「私は今まで死を目指してきたが、本アルバムは今までで最も死に近い作品になった。デスメタルはテクニカルを目指すとエッジが失われることがある。しかし私たちは境界を押しのけながら、攻撃性を維持することを目指した」と語っています。
前作「Great Is Our Sin」では社会、歴史がテーマでした。しかし本作では邪悪で宇宙的な世界観がテーマとなっており、タイトル「The Outer Ones」はアメリカのSFホラー作家、H・P・ラヴクラフトを意識したものです。
2018年の9～10月には Exhumed、Rivers of Nihil、Yautja をサポートに迎えた北米ツアーが開始します。
メンバーラインナップ
David Davidson：ギター・ボーカル
Dan Gargiulo：ギター・ボーカル
Brett Bamberger：ベース
Ash Pearson：ドラム
トラックリスト
全9曲
1.Of Unworldly Origin
2.That Which Consumes All Things
3.Blood Atonement
4.Fathomless Catacombs
5.The Outer Ones
6.Vanitas
7.Ex Nihilo
8.Luciferous
9.A Starless Darkness
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The Outer Ones：Bandcamp
関連リンク
The Outer Ones：Official Web・Facebook・Instagram・YouTube
